蒼龍玉華伝

ゆきこのは

この物語の舞台設定

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《登場人物》

そう玉安ぎょくあん

  ……髙国こうこくの唯一の皇子にして世継ぎの皇太子。

    女と遊びが嫌いと噂される変わり者。

    実は、ある秘密を抱えているらしい。

    数え十六歳。

    仕事に誠実。天つ才と、凛とした美貌を持つ。

    

はく澄寧ちょうねい

  ……髙国五大貴族の一つ、白家直系筋の家の生まれ。

    神事を司る、白斎家現当主の孫。

    当主である祖父の命令により、玉安の元へ宮仕えするこ    とに。

    中性的な美貌を持つことから、よく女の子と間違えられ

   る。

    数え十五歳。

    根は真面目で、前向きで明るい性格。


げん香璘こうりん

  ……髙国五大貴族の一つ、黒家の分家である玄家直系の生ま

   れ。

    玉安の亡き母、黒皇后に昔から仕えていた古参の女官。

    今は、玉安の住む離宮を任されている。


そう玲瓏れいろう

  ……髙国現皇帝の弟、葵連王きれんおう宥星ゆうせい皇子の子。     

    現皇帝の甥にあたる王子。

    早くに両親を亡くしたことから、現皇帝の元で養育され

   た。

    数え二十一歳で、現在、皇帝の秘書官を勤める。


・今上帝(現皇帝)

  ……髙国第四代目の皇帝。

    玉安の父、玲瓏と玲玉れいぎょく(玲瓏の妹)の養父。

    名君と名高い。



《この物語の基本用語》

髙国こうこく……阿蘭大陸アーロンたいりくにある大

   帝国。

    国主は皇帝、帝都は蒼榮そうえい

    蒼皇帝の一族は、神獣である蒼龍そうりゅうの末裔

   だと言われ、瞳と髪の色が徒人ただびとと違う。


・髙国五大貴族

  ……髙国で蒼皇帝家の次に格式高いとされている、ら んこうはくこくこうの五つの大貴族のことをさす。別名、五大家、五彩家とも。

    それぞれの家に祀る神獣がおり、彼らもまた、瞳と髪の

   色が徒人と違う。


法術師ほうじゅつし

  ……髙国にいる異能力者のことで、特に、陰陽五行を操るこ

   とができる者のことをさす。別名、五行の呪術師とも。

    蒼皇帝家や、髙国五大貴族の一族の者が多い。


    

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