第49話 ちょっと昔のこと
以前、アパートの隣の住民の騒音に悩んでおりました。
そのときは、毎日が苦痛で、アパートの壁が薄かったのもありますが、寝る間際に聞こえてくるテレビの音やら、話声で眠れなくて、正直「なんで、こんな目にあわなくてはいけないのだろう」と、アマゾンで、防音性の高い耳栓を買ったり、なかなか眠れなかったりで、つらい日々を過ごしました。
それから、時が経って、隣の住民が引っ越してからは、騒音から解放され、そのときは、本当に、平安な日々が訪れたことに、なんともいえない充実感を覚えました。
さらに、時が経って、現在、違うところに引っ越してからは、騒音に悩まされることもなく、本当に、快適に過ごさせていただいておりますが
ふと、もしかして、
「自分が騒音を出す側になっていないだろうか?」
と考えました。
なにか、誰かが、自分のテレビの音がうるさいとか、言ってきたわけではありません。
だけど、あの時、自分が、つらい思いをしたように、もしかして、自分はささいに思っているようなことで、相手に、苦痛を与えてしまっているかもしれない。
そう思って、夜中はテレビの音量をしぼったりしようと思いました。
快適に、過ごさせていただいていることに感謝です。
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