第10話 ちょっと昔話

ああ、50年生きたんだなあ。


昔だと、『人生、50年』


って言ったけど、今は寿命が延びて、そんなに年をとった気はしない。


気がついたら、、って感じ。


でも、ほんと早い、あっという間にたつ。


今の若い人を見ると、説教ではないけれど、時間を大切に、若いときは二度と戻らない。


と、言いたい。


今は、小学生から、パソコンがある時代だし、へたすると、おぎゃあと生まれたときから、テクノロジーに囲まれている。


ようこそ21世紀へ。


自分たちが思い描いた未来は、既にあるのだけれど、ある時期からは、そんなに進化したようには思わない。


逆に東南アジア、アジア圏の発展は目覚ましく進展している。


それがいいのか悪いのか。


自分の若いときは、パソコンなんていうものはもちろんなく、電話も黒電話、ダイエーも全盛期、コンビニもなく、テレビは音声多重(ステレオとか二か国語)テレビというのが流行っていた。


高度経済成長が一通り落ち着きだしたのかな。


今ほど、せかせかしていなく、物はあふれてはいなかったけど、考えてみれば、ほば何もないところから、わずか20年で、急成長をとげるわけだから、それは本当にすごいと思う。


その頃のことは子供の時の記憶だけれど、先人のパワーはすごい。


何がなんでもという、気概があったのだと思う。


精神力というのかな。


なにくそ!というのかな。


『介護』というのがこれほど、多くなるとは、まったく予想していなかったと思う。


昔もあったかもしれないけど、今ほどは、なかったように思うし、何より、お年寄りは元気だった。


自分は、これから、その年代に向かっていくわけだが、今まで、積み重ねた、生活習慣、ものの考え方、経済・・・が、大事になってくる。


おとなしくではなく、

アグレッシブに。



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