第5話トラ船長と宇宙囚人③~船長がふたり
トラ船長が探知機を見ていると、その反応体はコクピットを出てマタタビ号のなかに入っていきました。
「しまった。すぐマタタビ号にもどろう」
トラ船長、ボンタ、ラットはマタタビ号のデッキに戻っていきました。
部屋に入ると、トラ船長がふたりになっていました。
「おまえが囚人だ」ふたりは指をさしあいました。
「ラット、ふたりとも拘束しろ」
ラットが拘束銃をかまえた瞬間、今度はボンタがふたりになっていました。
「ラット気にするな。こんどはボンタらを拘束するんだ」
ラットがふたりのボンタたちに銃をむけるとボンタはひとりになっていました。
「この部屋の中にいるな」
トラ船長が生命探知機つけようとしましたが、スイッチは壊されていました。
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