第4話トラ船長と巨大宇宙船④~惑星間戦争
トラ船長はコントロールパネルのメインコンピューターに解読器をつけて、今までの記録内容を調べてみました。この船はどうも大昔の一万三千年前ごろに作られたようでした。
「この巨大な宇宙船はむかし惑星間戦争に使われた無人兵器のようだな。小惑星を食べながらエネルギーや兵器をつくって、相手の星に到達するように作られているようだ。いまだに宇宙をさまよっているんだ」
「トラ船長、どうしよう」
「この船は大きすぎて壊せないが、機能は停止させておこう。ラット、解読器からコンピュータに消去ソフトを流してくれ」
トラ船長はコントロールルームのコンピューターのプログラムを破壊し、船の機能を停止させました。そして三人はマタタビ号にもどって巨大宇宙船の口から脱出しました。
「こうやって見てみると宇宙をただよう大きなへびのようだね、船長」
「もう、悪さをしないから近づいても大丈夫だ。ハッ、ハッ、ハッ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます