第42話 コア3の少女(前)
『ハマーン』と『ミネバ』が駐留している『コア3』に潜入せんとドッキング準備中の資源採掘小惑星『キケロ』へ潜入した『ジュドー』達。
空域では強化された『キャラ』の『ゲーマルク』と、お供の『ニー』『ランス』双子の監視役が駆る『ガズR』『ガズL』が哨戒飛行中だったりします。
『グレミー』その配下に下った『ラカン』虎視眈々と機会を伺っています。
『キケロ』を管理しているのは『キャラ』強化されても『ジュドー』には懐いているあたり、それほど強化は強くないのか?
しかし情緒不安定は、もとからなので相変わらずです。
唐突に『プルツー』の『キュベレィMK-Ⅱ』が『キケロ』へ乗り込んでくるのです。
その頃『キャラ』との関係を疑われた『ジュドー』達は労働者に人質にされていました。
『キャラ』が鞭振り回しての前時代的な支配もさることながら、『ハマーン』の『ネオ・ジオン』は『ザビ家』より悪いという労働者、そんな『キャラ』と仲良しなんだから人質になっても仕方ない。
そんな勘違いから救ってくれたのがコア3の少女『ルチーナ』なのです。
一定の信用を得たものの『エル』達を保証に残し『ジュドー』達男子勢は労働者と行動を共にします。
乗り込んできた『キュベレィMK-Ⅱ』遠隔で操作しているMSを無力化しようとしている『キャラ』忙しいときに説得を試みる『ジュドー』無理です。
相手が忙しいときの商談はボツになります。交渉の常識。
労働者の反乱、『プルツー』の来訪と混乱中の『キケロ』そこへなぜか逆らい難い少女『ルチーナ』と皆が混乱しているのです。
観ている側も混乱します、この話。
『プルツー』は見た目に反し強情な『ルチーナ』の邪魔があり、『ジュドー』は『キャラ』の説得に失敗し、『キケロ』内は大混乱。
よく解らないが『プルツー』は『エル』『ルー』『ルチーナ』をさらって出て行ってしまう。
『ジュドー』の気配を感じただけで来ただけなのに、しっかり火種は作るのね。
ようやく『エゥーゴ』VS『ネオ・ジオン』反旗の狼煙待ちの『グレミー』の三つ巴となったのです。
『グリプス戦役』に比べると戦力の規模が小さい三つ巴なのですが…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます