第18話 クロト・ブエル

 地球連合軍の『ブーステッドマン』マイクロチップを植え込まれており恐怖を感じない、そのため戦闘は容赦ない。

「抹殺」「撃滅」「滅殺」彼が口にする言葉のとおりである。

 機体もハンマー装備の『レイダー』えげつない攻撃を仕掛けてくる。

『ブーステッドマン』に与えられたMSでは彼だけが専用機であり、他の2機は試作機である。

 試作機『レイダー』の『クロト専用レイダー』となる。

 専用というのは生体CPU対応型にカスタムされた機体という意味で『クロト』は生体CPUのデータ取得の役割も担う。

 本人は無自覚だろうけど…。

 戦闘スタイルはMA携帯での強襲とMS変形での一撃離脱型であり彼の『レイダー』は変形機構の速度強化が施されている。

『Z』とどっちが早いだろう?とか思ってしまった。


 最後は『プロヴィデンス』の『ドラグーン』で大破した『バスター』の長距離ライフルを直結させた『デュエル』の一撃で堕とされた。

 すでに薬、バッテリー切れ、母艦撃沈で錯乱状態であった『クロト』の「僕は…僕はねぇー‼」は名シーンである。

 SPエディションではアッサリと『バスター』に堕とされていたのは残念である。


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