第55話 シャクティ・カリン

『ウッソ』のお隣りさんで共に両親が失踪した環境、自然と共同生活を送ることになったらしい少女。

『ニュータイプ』=『サイキッカー』とするならばNTである。

 実は『ザンスカール帝国』の女王『マリア』の娘であるが『カガチ』の策略で地球へ降下させられたらしい。

 母親も『サイキッカー』であり、『シャクティ』も強く素質を受け継いでいる。

 巨大サイコミュ『エンジェル・ハイロウ』は『サイキッカー』2万人を収納しており本気出すと全人類を強制的に眠らせるほどの『サイコウェーブ』を放つことができるらしい、その中心部で祈りを捧げているのが、この母娘である。

 当初は母が後に娘が平和のために祈ると全人類が迷惑を被るという困った兵器である。

 彼女が『サイキッカー』として覚醒するのは後半ではあるが、予告で死人を告知する役割を担っていたのは、その能力、フリなのかもしれない。

『エンジェル・ハイロウ』の分解~物語の終焉を担ったのは彼女である。

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