第42話 パプテマス・シロッコ

 天才かつ強力なNT能力を有するスペック上はラスボスに相応しい人。

 なんか扱いが微妙になるのは、オールマイティすぎた本人の資質。

 宇宙世紀でもトップクラスのNTだと思うのだが、残念ながら行動と言動のせいで小物感が漂う人。

 コレといって、何を成したか解らない、『シャア』を完全に下に見ているが、能力はさておき同類だと思う。

「何でもできるけど何もしない」評すれば、そんな感じ。

 一応『Z』のラスボスなんだけどね、周りが濃いからかな?

 そんなわけでNT能力で何かをしたわけではない。

 当初は『ハマーン』は使い易そうと思っていたほどに爪は出さない、いた出さないまま退場してような気さえする。

 野心はあるような気もするが、どうにも見えてこない。

 自信で何かを成そうという思いはない。

 志も無い。

 大いなる意思があるとすれば、変革の導き手として表舞台に出てきただけの人。

 決してトリガーではないのだろう。

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