第23話 アクシズとの密約

 0087年10月12日

 ジオン残党組織『アクシズ』が拠点としている小惑星『アクシズ』ごと地球圏へ帰還。

『アクシズ』は『ミネバ・ラオ・ザビ』ちゃん7歳を君主とし実質は摂政『ハマーン・カーン』(成人前)が実質的君主となっていた。

『ミネバ』は『ハマーン』により偏った『スペースノイド』の繁栄は『ザビ家』のみによって実現すると教育され偏った帝王学から傀儡となってしまった。

 この『ミネバ』の姿に、かつて警護隊長を務めた『シャア』=『クワトロ』が謁見の際、キレたのである。

 ロリだからね、こんな少女は好みじゃないってね‼

 このタイミングで『エゥーゴ』は『アクシズ』と接触を試みるも、短気な『クワトロ』がブチ切れて交渉決裂。そのまま監禁されたが脱出。

 責められるもシレッとした顔をしていたが『クワトロ』のせいである。

 やり手の『ハマーン・カーン』は同時に『ティターンズ』とも交渉を進めている。

 交渉役は『シロッコ』腹の探り合いの必要もないほど黒い2人により一応は交渉が成立したのです。

 しかし、『アクシズ』『エゥーゴ』『ティターンズ』三つ巴の図式は変わりません。

 互いを潰すまで終わらないのです。

 とりあえず倒す順番が決まったというだけの交渉だったのです。

 まず『エゥーゴ』からいくかってだけ。

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