閑話休題 アムロに『Z』を渡せなかったわけ
個人的な見解なので信じないように…という前置き。
『アムロ』は『ロンドベル』に配属され、遅ればせながら宇宙へ戻ったのだが彼のMSは当初『リ・ガズィ』であった。
『ネオ・ジオン』討伐には心もとないMSである。
赤い人も情けないMSと評した『リ・ガズィ』言われるほど悪いMSでもないのだが『サイコミュ』バリバリのMSと比べたらね。
そこで皆、考える。
『Z』『ZZ』はどうしたのか?
『ZZ』は、おそらく『ジュドー』が木星に持って行ったので回収は無理だったのだろう、そして『アムロ』も欲しくは無かったと思われる。
性格と性能がミスマッチな気がする。
『Z』は?
そう『アムロ』も『Z』を欲しがったようなのだ。
なぜ渡せなかったのか?
『ν』の開発の間だけでも『Z』が配備されていたら、案外『ギュネイ』くらいならなんとか仕留めたかもしれない。
なにせ『リ・ガズィ』でも押していたような気もするし。
思うに『バイオセンサー』が鬼門だったのではないか?
NT能力が序盤から一気に弾けた『カミーユ』は最終的に物理的なレベルでNT能力を発揮しだした…。
ソレは『Z』のというかMSの性能を大きく超えた現象である。
『カミーユ』は『バイオセンサー』を依り代に散っていったNTの思念を『Z』に付与した。
正確には『バイオセンサー』にか?
「俺の身体を皆に貸すぞ」
『カミーユ』は自身を依り代にしたつもりかもしれないし、実際にそうだったかもしれない、結果、心は『シロッコ』に持っていかれたわけだし。
しかし僕は依り代となったのは『バイオセンサー』だったと思うのだ。
『簡易サイコミュ=バイオセンサー』は『アナハイム』と『シロッコ』が開発していた、搭載されたのは『Z』と『THE・O』『アナハイム』は裏で『ティターンズ』にも供給していたっぽいが…公には、この2機の『バイオセンサー』が引き合った結果、『THE・O』は行動不能になり『Z』は思念を物理的に変換してしまったのだ。どちらかのMSに『バイオセンサー』が搭載されていなければ『シロッコ』は最終戦でも勝てないまでも死にはしなかったような気もする。
そんな『バイオセンサー』搭載機を『アムロ』に渡したくなかった連符軍という気がするのだ。
『サイコミュ』は本来のスペック通りの効果を発揮できた完成形と仮定すると『バイオセンサー』は不確定要素が大きくリスキーだったのかもしれない。
実際『ν』には『サイコミュ』が搭載されていたし『サイコフレーム』も使用されている。
この時点では『サイコフレーム』が、あんなぶったまげた現象を引き起こすとは思ってないしね。
連邦軍とはNTを兵器の延長でしか捉えられない連中なのだと思うし、『エゥーゴ』ですら赤い人から見放されて離れていった結果も解らなくもない。
連邦軍が『アムロ』と『バイオセンサー』を戦果だけで理解していたことが『Z』が『ロンドベル』に配備されなかった原因だと『逆シャア』観ながら思った。
あくまで私見です。
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