第33話 ジオン公国 ハーディ・シュタイナー

 売上低迷が続く大手企業、下請けの工場長。

 人員不足のため営業も兼ねている。

 本社からの無理難題を何とか熟そうと頑張っていたものの、どこか諦めている。

 工場は1人…また1人と作業員が辞めていく。

 大手企業から教育に新人が回されるも、コレが使えない…。

 自分に付いてきてくれている数人のチンピラのような古参の部下の退職金すら払えるのか?

 酒飲みながら機械を動かしちゃう部下、やることねぇから自分のナイフを研磨している部下…勤務態度はよくないが、なんか見放せない。

 仕事は熟すしね。

 起死回生で提出した見積書も玉砕‼

 工場倒産‼


 残された新人…「えっ、俺、研修じゃなくて派遣なの? クビ?」

 いつの間にか異動させられてましたとさ。

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