第18話 イングリット・トラドール
『ファウンデーション』の国防秘書官。
つまり『オルフェ』の秘書であり親衛隊員。
『アコード』の中で異質な控えめな性格。
妹は『ブラックナイツ』の『リデラード』で姉と対照的というか『アコード』ど真ん中な性格。
『オルフェ』のことが好きなのだが彼には定められた相手『ラクス』がいるために気持ちを抑えている…こういうところは『アコード』として失敗作なのだろう。
『ディスティニープラン』は、こういうことを産むのですという解りやすい立ち位置。
控えめとか真っ当とか書かれているが、『ラクス』の目を潰そうとしたり、喉を切ると脅したり、やっていることは『アコード』である。
「それでも愛せるか」と『キラ』に問うが、愛せると即答されて驚くのだから、この人の愛も歪んでいる。
あるいは『キラ』ではなく『オルフェ』に聞きたかったかもしれないが…。
そもそも『オルフェ』の運命の相手を壊そうとするのだから、やっぱり失敗なんだろう。
『ブラックナイトスコードカルラ』のサブパイロットとして『オルフェ』と『マイティーストライクフリーダムガンダム』に挑むも惨敗。
最後まで『ラクス』に固執する『オルフェ』と共に爆死した。
「もういいのよオルフェ…私は知っているから…」
何が?何を?
桜雪に?を残して散っていってしまった。
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