第16話 オルフェ・ラム・タオ

 新興国家『ファウンデージョン』宰相。

 女王『アウラ』に生み出された『アコード』達のリーダー各。

 非情に優秀であるのだが運命の伴侶となるべく創り出されていた『ラクス』に強い執着を持つ、見ようによっては変質的な人物。

 伴侶なんいう設定さえなければ有能なまま終わっていかもしれない惜しい人。

『ラクス』が自身を拒む原因である『キラ』に強い憎しみを持ち、前半では小馬鹿にしていた余裕は終盤には失せ、完全に憎しみに変わっている。

 誰からも愛されないと嘆いて最後を遂げるが補佐官『イングリット』は彼に想いを寄せていたようである。

 ホント、『ラクス』が伴侶という運命がなければ幸せだったのだろうな~と思う。


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