第6話 カミーユ・ビダン

 通りすがりに『何だ男か』で出会ったのが運の尽き。

 軍で尋問され、行き当たりバッタリで『MK-Ⅱ』3号機を強奪して『エゥーゴ』入り。

 母親は『ジェリド』に殺され、父親は「ヒャッハー」で爆死。

 地球で惚れたメンヘラも殺されるという悲劇。

 あの一言で、大きく運命を変えられた少年。

 まぁ…半分は自業自得とも思える性格だから…仕方ない。


 彼自身『ライラ』『カクリコン』『マウアー』と戦績は豊富なので目くそ鼻くその報復テロのスパイラルである。


 つくづく「なんだ男か?」さえ無ければ…悲劇の連鎖は起きなかった。

 その場合『ティターンズ』の天下だったのだろうか?


 NT能力はズバ抜けているそうだが、MS操縦は『アムロ』に劣ると思う。

 とはいえ人材難の『エゥーゴ』にとっては貴重な戦力であり、その戦果も多大なのは間違いない。


『ジェリド』被害の代表であり発端、最後は、ひと蹴りで始末ケリをつけた。

 見ている方は「えっ?」である。


 しつこいストーカーへの対処事例のひとつであろう。

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