第3話 バエル

 東方を支配し66の軍団を持つ72柱の序列1番の大いなる王。

 その姿は異様で老人、カエル、猫の顔に虫の足が無数に生えたような姿で描かれる。

 結構グロ注意である。

『バアル』と同一視されることもあるので偉いのだろう。


『ガンダムフレーム初号機』である『バエル』はギャラルホルンの創設者『アグニカ・カイエル』の厄祭戦時の乗機である。

 その魂が宿ったMSとして認められないと乗れないらしい…オカルト?

 機体の起動に成功すれば組織を統べるという特権が与えられる。

 幼少期から『マクギリス・ファリド』が欲しいモノとして公言していたMSである。『錦の御旗』と呼ばれるように戦力というか象徴としての存在価値が強いMS。


『マクギリス』の夢は叶ったわけだが…。

 起動のみに執着したせいか、周囲の同意なき主は戦死することになるのである。



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