第17話 イオク・クジャン

 ギャラルホルンを束ねるセブンスターズの一角たるクジャン家の若き当主。

『ラスタル・エリオン』を慕い、彼には全幅の信頼を置く。

 若さゆえか短気で猪突猛進だが、上に立つ者の責務を理解しており、部下からは信頼されているというか心配されている。

 パイロット資質は低く、射撃に関しては「避けたほうが当たりそう」と三日月に呆れられる始末。

 そのくせ前に出たがる癖が戦場で空回りする。

 そのせいで彼は『昭弘・アルトランド』にコクピットを潰されて圧死する。

 勝ち名乗りをあげさえしなければ…あるいは、ガンダムに一太刀浴びせた英雄になれたかもしれない男。


 どうも、ギャラルホルンのこの世代は名乗りを上げると死亡フラグが立つようだ。

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