第4話 トレノス・Y・ミノフスキー

 ジオンの物理博士、ガンダムの世界では有名な『ミノフスキー粒子』の発見者でミノフスキー物理の提唱者である。

 長距離索敵を無効化する粒子が戦争に利用されたことからMSが有効な対抗手段となり得るという、ガンダムの礎となる設定がある以上、彼の存在は大きい。

 それだけではない。

 MSの計画は一度中止されそうになったのだ…しかし、続行されたのは、彼の物理学『ミノフスキー』なのである。

 MSエンジンの小型化に成功しちゃったのも彼である。

 その後、彼は地球連邦軍へ亡命したがるのだが、その理由がジオンが軍国主義に走ったから…って、オマエが言うな‼

 ある意味、ジオンが独立宣言し戦争に踏み切ったのは彼のおかげである。


 アムロのお父さん曰く…「もうミノフスキーに頼らなくてもMS量産できてんじゃね?」

 つまり用済みになり、それを悟ったから連邦へ亡命しようとしてるのでは…。

 とはいえ、技術力で差を付けられた連邦にとっては欲しい人材ではあるわけで、迎えに行ったのだが…試作型のガンキャノンの下敷きになって死亡。

 シャアと黒い三連星、そしてランバラルという猛者相手に逃げ切れるわけがない。

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