第7話 レズリー・アノー

 こどもの日に、彼を語ることになるとは…

 ガンダムのパイロットの両親はクズが多いのだが、彼は立派な父親である。

 母親はクズです。

 シーブックのお父さん。

 元々は金属工学の権威であったのだが、子育て放棄の嫁に代わってイクメンと化した人。

 溶接工として頑張る、お父さん。

 最後まで、いい父親だったのだ。

 息子のコロニー脱出を手伝い、犠牲になってしまった。

「私はお前とリィズをちゃんと育てた、ちゃんと育てたよ」


 あぁ、アンタちゃんと育てたよ…

 息子は海賊になるけどな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る