第40話 マシュマー・セロ
ネオ・ジオンが最初に送り込んだお笑い芸人。
容姿端麗ではあるが頭脳は明晰ではない。
MSに不慣れなポジティブ不良の良い経験値稼ぎとして序盤は大活躍する。
ハマーン様に忠誠を誓い、彼女からもらったバラをコーティングして持ち歩いている。
事あるごとに、ありがたきハマーン様から頂戴したお言葉を脳内リフレインしては勝手にトリップしている、この頃から強化人間たる適正は抜群だったのかもしれない。
度重なる失態により、エンドラをキャラに明け渡すこととなり、再登場した際には立派に強化されザクⅢ改で大暴れする。
強化が過ぎたようではあるが、その戦果は凄まじく、クィンマンサをぶった切ろうとしたり、ドーベンウルフ5機相手に立ちまわるなど、強化前とは比較にならない活躍をみせる。
残念だったのは、彼の能力にザクⅢ改では追いつけず、暴走のような形でドーベンウルフ1機を巻き込み爆死。
「このマシュマー・セロ、己の 肉が骨から削ぎ取れるまで戦う!! ハマーン様、万歳!!」
というセリフを吐いて爆死するのだが、肉が削げる前に、ザクⅢがリミットオーバーって…最後まで立派なお笑い芸人でしたよ。
強化後は袖を引き千切ったような士官服をまとったワイルドさ忘れません。
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