第43話 シャア・アズナブル

云わずと知れた赤い軍服に白い仮面とヘルメット。

「ごらんのとおり軍人だ」

天パを引かす人気者。


幼少期の体験がああさせたと思いきや、昔から異常者だった、サイコパスを超越した存在。

素性を知られたくないわりには目立ちまくり戦果をあげていく…ホワイトベースと絡むまでは…。

実は1年戦争では、大した戦果はあげておらず、むしろ天パに負けっぱなしのくせにあの自信。

ときどき大きな独り言を周囲の目も気にせず撒き散らす。

若さゆえの過ちを認めないせいだろう。

恥ずかしいという感情は持ち合わせていないようである。


確証の無い噂話だけでザビ家を憎み、あまつさえ自分にそっくりの民間人をサラリと犠牲にして入れ替わるという神業をやってのける。

思い込みによる初志貫徹を貫いたように見えるが、ガルマとキシリア以外は手に掛けていない。

むしろ、その目的のために犠牲にした人間の方が遥かに多い。


キシリアにトラウマを植え付けられたせいか、ロリコンの性癖が前面に出ている。

軍隊にしては規律が乱れまくっているジオン軍でも異質な存在のため、除隊と入隊を繰り返すことになるが、結果、不思議と大佐まで登り詰める。

ア・バオア・クーでは、ゲルググをぶっ壊したので搭乗するMSが無く、仕方がないので赤くは無いジオングとかいう未完成品をあてがわれる。

赤くないと調子が出ないのか、未完成だったせいか、白い悪魔に返り討ち、まさかの頭部がコクピットという斬新な機体の特性を活かし、命からがら脱出、姑息な手段で白い悪魔に不意打ちを仕掛けるも相撃ち。


MS戦だから勝てないんじゃないだろうか?ようやく気付いてフェンシングで天パと決着を付けようと粋がるが…これも痛み分け、散々な気分で鬱憤を晴らそうとキシリアの頭部をバズーカで吹っ飛ばす。


ア・バオア・クーでは生き延び、少女ハマーンとイチャイチャするもメンヘラに気付き逃亡。

反地球連邦政府組織エゥーゴに身分を偽り参加することになる。

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