第266話 寝てたじゃないか
朝、寒いとチョビさんが布団に入ってくる。
『ニート、一緒に寝よう』
僕の身体にビトッとくっついて、アゴを腕に乗っけて眠る。
『あったかいね』
上機嫌なわけだが…
30分もすると僕の起床時間になるのだ。
『なんだよー!! 寝てたのにさー!!』
不機嫌に布団をバリバリして出て行くチョビさん。
「ごめんね…嫌でも行かなきゃならないんだ…」
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