第166話 胸の上
ソファでウトウトしていると、チョビさんが走ってくる。
『ニーーーートーーーーー』
チョビさんが僕の胸の上に飛び乗る。
そのまま眠るのか?
しばらくすると…廊下に出て、オエッと、ひと吐き。
またふたたび、走ってきて胸の上に飛び乗り眠る。
一応、僕の胸では吐かないんだな。
『気ぃ使ってみた』
「そうなの?」
『気ぃ使った』
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