第41話 クロさん太る

きっと今までなら飛び乗れたはず…クロさん、ガラス製のコレクションケースに飛び乗り損ねてガラスの扉にぶつかった。


「クロさん…」

「ナーッ!!」

よく解らないが怒っているので、抱っこしてケースの上に乗せた。

降りるときもドスンと重量級の音がする。

猫にあるまじき存在感。


「クロさん…ガラスだから、怪我しないでね…半無職はお金が無いんです、あなた達の治療費は高いんです…僕より遥かに高いんです~」

「ナーッ!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る