第21話 カナブンぶん
夜、窓を開けていたら、カナブンが入ってきた。
光沢のある緑がキレイだ。
触りたくはないが…。
壁にぶつかり…TVにぶつかり…。
チョビさん…目で追いながら…カーテンに張り付いたカナブンめがけて飛びかかる。
『おい…早く!! 絡まったから…なんかぶら下がっちゃったからー!!』
もし…僕が働いていたら、どうしてたんだろう…。
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