第21話  コーヒーブレイク6 唐突ですが、衆議院選挙が終わりました。

 昨日、衆議院解散総選挙があり本日結果が出ました。結果は自民圧勝、立憲健闘、希望完敗でした。


 別に特定の政党を賛美したり、けなしたりというつもりは毛頭ありません。

 ただ、こういう流れというのは、どんな分野でもあるのだろうなと思ったのです。


 そう、小説の世界でも。いえ、もっと狭いカクヨムの世界でも。


 王道を標榜する政党が安泰にも拘らず、それを脅かす政党が突如として現れ風を興す。

 しかし、風が吹いているはずの政党もまさかの失速。逆にそこから排除されてしまって、絶体絶命となったはずの政党が大躍進をする。


 現在のライトノベルでは、異世界・異次元・異時代、広い意味でのパラレルワールドを主流としたファンタジー小説が王道だと思います。


 では風は何なのか? 正直今の風が何なのかは、時代の流れに疎い私には良く分かりません。


 ただ言えるのはノベル0が提唱する「異世界以外の小説」というのが、これから吹く風なのかなと個人的には思っています。

 仮にそれを風とした場合、そこからも王道からも外れた作品はもう絶望なのでしょうか?


「否」


 私は声を大にして言いたい。小説界の立憲民主党があっても良いではないかと。


 ノベル0が提唱する「異世界以外」とは、どうやら異世界ではないファンタジー小説のことのようです。

 結局、異世界でもファンタジーでもない小説は、カクヨムの世界からは抹殺されてしまうのです。


 それで良いのでしょうか?


 私はここで逆提唱いたします。カクヨムの世界に今、立憲民主党があっても良いのではないかと。


 カクヨムの世界で、異世界を含む広い意味でのパラレルワールド、およびファンタジー以外の小説がもっと注目される日がくることを願わずには居られないのです。

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