第2話『白馬風利』




『白馬風利』は背の高い爽やかイケメンだった・・・

同じ学年で同じテニス部で全国大会に出場するほどに強い




『舞浜汐音』とは同じ中学でいつも仲が良さそうに話す。



その会話が耳に入るたび・・・

心がざわつく・・・

もやもやする・・・




「ふたりって付き合ってるの?」

「そんなことないよ~」




心臓が波打つ・・・

ああ、良かった肯定されてしまったらどうなっていたか




部活帰り、

一緒に帰る、白馬と舞浜・・・




今日は寄り道して帰るか・・・




黒峰は帰る道を変えることにした。




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