殺して死んでこれが僕らの想丘
夕霧 夜薙
プロローグ
…………大嫌いだ。アンタと血が繋がってるってだけで吐き気がする。
気だるそうにしてて…不意に自分は何でも分かってる、理解してるって冷静ぶってんのが気に食わないんだ。
何をしてもそう、僕より何でも出来て双子なのに天と地程の力の差があった。
薄っぺらいプライドしてるクセに大事な事は何も言わない。僕以外に殺されたら死んだ後も恨み続けて呪ってあげるよ。
散々、人を殺してさぞ、楽しかったんだろうね?殺られる側に回って見れば良いんだ。
何百回、何万回、でも…殺し続けてあげる。
そんな大嫌いなアンタが…─────
………──僕に忠告だって?
余計なお世話なんだよ、
まぁ、どうでも良いか。どうせ、僕がアンタを殺す。悲しさ?知るわけ無いでしょ。
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