僕の わたしの 公衆衛生学

1-10 医療関係職種の国家資格 その２

【解答】d

×a　救急救命センターは三次救急医療機関であり、24時間体制で初期・二次救急医療機関からの転送患者の入院を受け入れる。

×b　AEDは誰でも使える！

×c　気管挿管は医療行為！医師の指示が必要！

○d　

×e　初期救急医療機関は、基本外来診療！

●医療関係職種

⑦救急救命士：医師の指示の下、救急救命処置を行う

　・医師の包括的指示の下に行える行為

　　　―AEDによる電気的除細動など

　・心肺機能停止状態の患者のみ医師の具体的指示の下に行える処置

　　　―静脈路確保のための乳酸リンゲル輸液

　　　—気道確保

　　　—気管挿管

　　　—アドレナリンを用いた薬剤の投与

　・心肺停止前の重症例に対して、医師の具体的指示の下に行える特定行為

　　　—乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保＆輸液

　　　—低血糖発作が疑われたら、確認後ブドウ糖溶液の静脈路からの投与

　※やってはいけないこと！

　　　—乳酸リンゲル液・ブドウ糖溶液以外の輸液

　　　—輸血

　　　—アドレナリン以外の与薬

　　　—中心静脈からの輸液

　　　—胃洗浄、胃内容吸引

【問題】在宅人工呼吸器管理中のALS患者の在宅支援チームによる活動のなかで、医師の指示が必要なのはどれか。

a　看護師による清拭

b　歯科医師による口腔内処置

c　言語聴覚士による嚥下訓練

d　介護福祉士による体位変換

e　介護支援専門員によるケアプラン作成

解答、解説は1-11で