あいだにあるもの。
眼鏡のレンズ。
目を凝らしても
遠すぎて近すぎて
見誤る距離を
時計の文字盤。
息を止めても
遅くならず早くならず
刻まれる時間を
パズルのピース。
頭に描けても
はめたり外したり
未完成な言葉を
いつの間にか
積み上げてできた
伸ばしているような
隔てているような
積み木の壁。
耳を当てたら
だいじょうぶ
あいだの埋まる音がする
きみとぼくの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます