【疑似贈答歌(和歌二首)】「ゆきてちるきすなきたまはおかるへしすえつむはなのはしたなきそて」と「へにころもふかふなるゆえかたくななるくちつきありてはなはつやなし」
あるひと、せわせしわらわへうたをおしえむとしていはく
ゆきてちる きすなきたまは おかるへし すえつむはなの はしたなきそて
わらわ、をしなきてをもちて
へにころも ふかふなるゆえ かたくななる くちつきありて はなはつやなし
(以下、濁点・漢字表記)
ある人、世話せし童へ歌を教えむとして曰はく
(あるひと、せわせしわらわへうたをおしへむとしていはく)
行きて散る 傷なき珠は おかるべし 末摘花の はしたなき袖
(ゆきてちる きずなきたまは おかるべし すえつむはなの はしたなきそで)
童、をしなき手をもちて
紅衣 不合なるゆえ 頑ななる 口付きありて はなは艶なし
(べにごろも ふごうなるゆえ かたくななる くちつきありて はなはつやなし)
(詠み手の主観では、全ての語が和語なので、和歌とした。
【和歌】の表記および語の接続・活用などが不適切であれば、知識ある方々によるご指摘を頂ければ幸いです。)
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