第332話シテップを上がる
女房は研修が終わって今日から本番デビューです。
「パート時間給でこんなハードなのは続かないかも」
途中まで一緒に歩いてそこからは頑張って1時間歩きます。
薬が効いているのか足の吊やむかつきはなくなっています。
「久しぶりですな」
相変わらずスーツ姿の75歳を超えられたはずのNPOの理事長です。
すでにシニアNPOのコンビの理事長が相手の事務長と話しています。
「あれから上場は?」
「ゴール前に滑っちゃいました」
色々ありましたがもう昔のことです。
「今話していたんだが、こちらのNPOの名前を借りて企画室として今後頑張るかなと?」
コンビの理事長はやはり判断が早いです。
「そうですね。こちらでは講師の教育は今後難しいです。テキストやパワーポイントは作るとして」
と言いながら今後の提携の体系を書いたレジメを見せます。
「半農半xの教室の全国展開の助成金をこちらなら本部機能としては可能です。それで講師育成チームの部屋と教室をまず作ってください」
「助成金の申請はお願いできるね?」
「ええ」
「しばらくここに詰めてくださいよ。机を用意しますから」
これで一つステップを上がりました。
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