ベクトルの違う「流石」

ワンピースの主人公ルフィは「海賊王になる!」といいつつも金銀財宝や女にがめついわけではなく、純粋に夢を追いかける若者なのに対し黒ひげティーチは欲望に忠実に生きるが同じく「海賊王」を狙う人。


夢を追っているという本質は同じであっても、考えのベクトルというか、その違いから行動が異なってくるという人物は現実世界でもあることなのではないでしょうか。

今の職場での隠者君と私の関係はまさにそうで、隠者君は「仕事をやりきらなければ」というところに神経質になる反面帰宅時間などがオーバーしてしまいがち。対して私は「仕事はどうでもいい、時間を守って帰りたい」人のため仕事はぼーっとしているがタイムカードを確実に時間内に切るというところに神経質になります。


どちらが日本社会でより評価されるか、といえば隠者君の方なわけですが、隠者君は結局今体調を壊しています。で、私の方が生き残っています。しかも、時給も一緒です。世の中理不尽。。。

今日も「あ、仕事なんかやってない気がするけど・・・まあいっか」って言ってタイムカードを切ったんですが、「そういうところだけは本当に”流石”ですね」と後輩さんに言われてしまいました。ある意味、芯は通してるのか。w

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