強いけど、弱い。
人混みが苦手。頭が痛くなる。
こんな人は私だけではないでしょう。
私はどちらかと言えば「会話八陣形(32話参照)」とか、胡散臭いことを言ってしまう程度にはコミュニケーション能力のある方でどちらかと言えば会話には強いタイプなんですが、実はすごく大衆が苦手。
多分、学校の頃から痩せ型の体形をネタに悪口を直球で言われる経験が多かったのが大きいのだと思いますが、とにかく誰かに見られているという環境が恐ろしいというのが、潜在的にあるんだと思います。だから、好きな季節は冬。着ているもので、体形を誤魔化せるから。
だからと言って太る努力をして「頑張ったじゃん」というように、変化を指摘されるのも怖かった。とにかく、見た目にコンプレックスがあります。顔は美形だと言われるのですが、それさえも心から喜べる褒め言葉ではありません。とにかく、外見に関して何かを言われることが怖い。これほど恐ろしいことは、僕にとってないかもしれないというほどです。
それでも、今は色々と経験を重ねたからか、「うるさい!」という具合に跳ね返したり、視線を感じても無視したりすることができるようになってきました。20歳を超えて、ようやくです。高校の時は体形を自虐ネタにしたりしていましたが、それも本当は嫌な事だったですね。
何度か病院に行きましたが、食べる量が少ないという指摘はありました。でも、自分では食べているつもり。血中のタンパク質が少ないというデータも出ましたが、プロテインなどを飲んでも変わらず。結果、行き着いた病院では「胃腸の働きが弱い、赤ちゃんのお腹を触っているみたい」と言われ、過去にストレスを抱えたことはなかったか、ということを聞かれました。過去の心的外傷が、胃(腸)に悪影響を与えることがあるそうです。それを聞いた時に、そういうものが理由となっているのなら…と合点がいったものです。やっぱり何事にも原因は、あるんですね。
エッセイ中でも、誰かとバトルしたりする経験を書いたことがあり、いざ戦いになると負けないような強さは持っています。でも本当は周囲が怖くて怖くて仕方がない。でもそういう臆病さ、弱さを受け止めて、はじめて本当の意味で強くなれるんだろうと自分では思ってます。
なるべくオープンに、自信を持って、武器である知勇を存分に生かせる居場所が、見つかったらいいな、と常日頃・・・。
時々何を信じたらいいかわからなくなるけど、困った時は野球でいう外角低め、「原点」に帰って自分の正直な気持ちを見つめます。心の余裕を作るべく、日々奔走中。がんばれ俺。
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