組織づくり

「歴史をかじった男の妄想」です。


組織っていうのは生き物が作ります。

だから「組織」というものそのものがもう生き物である。

というのが私の持論です。


私一時期「軍隊アリ」という生き物に非常に興味を抱いたことがありました。軍隊アリっていうのは大きな括りで、色んな種類がいるんですけど。

私が好きなのは、旅する大軍の軍隊アリです。もうその一団が「国」みたいなもんで、それぞれに役割があって、戦いも非常に強くて時には自分たちの何倍もの大きさのある蛇や小動物を仕留めることもあるとか。何がすごいってコミュニケーションはとるわ、繁殖活動ちゃんとするから次世代だってきちんと育てるわ、渡れない場所があったら協力して橋作ったりするわ。これ観察してたら大体の組織うまくいくんじゃねえかっていうくらい、非常に緻密で美しい組織力を持ってる。


よく「老害」という言葉を耳にしたり目にしたり或いは年長者が若者に物申すと色々言っているというシーンが人間には見受けられます。よくわかりませんが、蟻をやっぱり見て欲しい。蟻たちは常にコミュニケーションをとっている。会社でも家庭でも、大から小まで組織づくりを失敗する理由、それは年長者にも若者にもあって、それって何かを一言でまとめると「コミュニケーションがうまくできてるかどうか」じゃねえのかなぁ、なんて思う事があるんですね。逆に言えば、コミュニケーションのしっかりしてる組織ってのはうまくいってるんじゃねえかと。歴史見てても、そう思うんですけどね。


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