　スケバン番長よ。私はスケバン番長よ。窓を割るわ。

　パリンパリーン！！パリンパリーン！！

「ひひーっ！！スケバン番長恐ろしいーっ！！」

　床を踏みつけるわ。

　ドシンドシーンッ！！ドシンドシーンッ！！

「ひひーっ！！スケバン番長恐ろしいーっ！！」

　叫ぶわ。

「うおおおおおおおおおおおおお！！」

「ひひーっ！！スケバン番長恐ろしいーっ！！」

「うほおおうほおおうほおおうほおお。」

　叫び声に共鳴してゴリラたちが集まってきたわ。

「ひひーっ！！スケバン番長恐ろしいーっ！！」

　逃げるわ。

「ひひーっ！！スケバン番長もゴリラの前では無力なのだ。」

　完

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい