太郎と亀
ある朝、太郎が散歩していると亀が虐められていました。なに、これも何かの縁だ。助けてやろう。
「こら!!やめなさい!!」
「やめます。やめます。」
虐めっ子たちはやめました。
「切り替えが早い。」
亀も感心しています。
「私たちは学校で切り替えが早いと先生に褒められることが多いです。」
へえ、そうなんだね。
「これからもそうやって、空気の流れを読みながら上手に生きていくんだよ。僕は潮の流れを読むからね。」
そう言うと亀は海へ帰って行きました。
完
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