万引き
万引きをします。なにを万引きしようかな。
コンビニに入りました。なにを万引きしようかな。
とりあえず店員さんに話しかけてみよう。
「こんにちは。万引きします。」
「なにを万引きしますか。」
店員さんが言いました。イケメンです。
「なにを万引きしようかな。」
私は悩みました。悩むことこそ、人間の本質なので。
「なにを万引きするのかな。」
店員さんは言いました。最もな、反応だな。
「なにも万引き、しないかな。」
万引き、やめようかな。万引きしたいもの、特にないし。
「なにか万引き、して欲しい。」
店員さんは言いました。しかし、店員さんに頼まれてやった万引きを万引きと言えるのかな。まあいいや、ハサミを万引きしよう。丁度、目に入ったから。
文具コーナーのハサミ!!
タッ!!
タタタタターッ!!
ゲット!!逃げるぞ!!
その後私は誘拐で逮捕された。はさ美だったのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます