トラックストア

 鼻が詰まって息がしづらい。ドラッグストアで、鼻の薬を買ってこよう。

 ドラッグストア、うちの周りにたくさんあるが、最寄りは歩いて五分。


 トコトコトコ


 ついた。


 ガラガラー


 はいった。


 あれれれれ。トラックしかないぞ。しまった。間違ってトラックストアに来てしまった。トラックがたくさん並んでいる。早く出てドラッグストアにいこう。でも、、、トラックストアなんて、儲かるのだろうか。店員おじさんに聞いてみた。


「すみません。トラックストアって儲かるのですか?」


「儲かるぜ、ブンブブブーーン、なぜなら俺が、買ってるからな(ドヤァ」


「そうですか。それはよかった。めでたい、めでたい。」


 私はおじさんがうれしそうだったので、うれしくなって、トラックの舞を踊った。


 トーラックトーラック〜クククク〜トーラックラック〜トラックーのラックーはluck〜ラッキーのluck〜


 それを聞ていたトラックが突っ込んで来た。


 ブオオオーーーーーーッドドドーンッ


 追突された。私の小指は、親指になった。


「トラックのラックはラッキーのluckじゃねえ。トラックのラックだ!!!!」


 トラックは怒っていた。そうだったのか、それは失礼した。謝罪を込め私は、そのトラックを買うことにした。


「三円になります。」


「はい、どうぞ。」


 チャリチャリリーン


 トラック、購入。思ったより安かった。これは売れば利益が出る。

 次の日、私はそのトラックを売った。


 二円


 マイナス一円の利益。


 完

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