第30話:アイドルに興味は

 それから、何時間か過ぎた。


 パラダイス・ゲートの事は気に

なったが、これ以上、関係を悪化

させるワケにはいかない。


 その話題は、置いておこう。

 ゴミ箱から拾った写真の事も気を

悪くするだろうからタブーだ。


「あの~、」オレは居たたまれなくなって、

「アイドルとか、なる気はないですか?」


「え・・・?何で・・・」

「いっや~、美月さんなら、綺麗だし

絶対、アイドルになれるンじゃない

かなって・・・」

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