「僕」


不意に突きつけられたサヨナラは

僕をいとも簡単に否定した


何が悪かったの?

なんて悔やんでみても

ただ都合が悪かった

ただそれだけかもしれない



◯とか×とか

AとかDマイナスとか

優とか不可とか

勝手な誰かが付けた

勝手な成績スコア

本当に「僕」なの?



たった20分で

人一人理解できるなんて

本当に思っているの?


思い上がらないでよ


神様にでもなったつもり?



×印の僕でさえ

笑っちゃうね


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る