170619「生きていた頃の話をしよう」22
「ここまでで質問は?」
一人の青年が手を上げた。
「私には液体の水で満ちた岩石惑星が存在するというのが信じられません」
「温度も重要だ」
「だとしたら尚更です」
多くの学生も彼に同意のようだ。
「ならば次回は、彼の星がまだ生きていた頃の話をしよう。思い出話だがね」
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