第14話 私/本音を知っている人
自分が本当に言ってほしくない言葉も
自分が本当に言ってほしい言葉も
自分しか知らない。
当たり前のことだ。
一番きつい言葉を放って
一番厳しい態度を取って
一番上手く慰めて
一番上手く褒めるのは
やっぱり自分だ。
本音を知ってる人だから
どんなことも隠せない。
隠せないコト自体が
時々つらくなるんで
その時は目を閉じて
ふ、と笑う。
私は私でいいんだ。
って、当たり前のことを思うと
なぜか目が潤む。感極まる。
なんでだろう。
わからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます