疲れました。
嘘を吐くのにはつかれました。
笑顔でいることにも。
なにもかもを偽って傍にいることすら、もう。
(苦痛でしかない)
気持ちがあふれ出しそうになるのを必死に留めて、張り裂けそうになるくらいに。
好きなんだと、わかってた。
頭がおかしくなるくらいにすきで、すきで、すきで、
気持ちに歯止めなんてかけられなくなって、
(こんな気持ち、自覚しなければよかった)
叶わないとわかっていて、夢を見るだけ無駄で、なにをどう足掻いても現実に変わりはなくて、
でも、望んでしまう。願ってしまう。
(あいされたい)
赦されない望みと、それを願ってしまう私。
わかってたんだ、この想いが叶うことなんてないって。
いつかは壊れてしまうことくらい。
…………それでも傍にいたかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます