明かりの中 明かりの下

ふうと息を吐く

時計は20時を回ったところ

人混みの中に瞬く星は

彼らの享楽のより集め

だから私はそっと

その道から逃げ出した


享楽の星が姿隠せば

今度は空に星が現れて

だから私はずっと

その空を見上げていた


数十億年前に生まれた宇宙

あらゆる奇跡を集めて生まれた私

そして全てはこの先も

ずっと続いていくのだろう

そんなことを考えて

すうっと意識が遠くなる気がして

明日もまだ大丈夫な気がした

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