良い上司と悪い上司は交代でやってくる!ー職場の心得

会社で上司は選べない。新入社員は最初の配属先で将来が決まってしまうこともありえる。運も実力の内か?


入社した時に指導してくれた先輩から言われた名言?「良い上司と悪い上司は交代でやってくる!」を覚えている。


その時は何とも思わなかったが、会社勤めが長くなると、その意味が次第に分かってきた。確かにそれはある! 良い上司の後は悪い上司になることが多い。逆もある。


小さな会社でない限りは、異動は必ずある。自分自身の異動もあるが、上司が異動になることもある。入社から退職まで同じ上司であることは、個人事務所でもなければ、あり得ない。また、どんなに昇進して偉くなっても、必ず上はいる。これは間違いなく言えることだ。


良い上司と悪い上司の定義は難しい。性格が合う、合わないもあるかもしれない。ただ、間違いなく言えることは、人間性の良し悪しだ。


また、良い上司と悪い上司を明確に二分することができないかもしれないし、中間、あるいは、まだら、モザイクになっている上司もいるかもしれない。


この年になると良い上司と悪い上司のどちらも必要かなと思うようになってきた。部下を持つようになってきたからでもある。


良い上司は、スキルを身に着けさせてくれる。チャレンジさせてくれて能力を伸ばしてくれる。こういう上司につかえると仕事にやりがいを感じる。ただ、こういう上司は昇進も早くすぐに異動になってしまう。


悪い上司は忍耐を身に着けさせてくれる。逆境での対処の仕方、生き抜く知恵を学ばせてくれる。この時に飛躍する力が蓄えられるように思っている。いずれ上司は替わる。辛抱することも大切だ。


人生、順風満帆もいいが、人生は塞翁が馬だ。良いことと悪いことが交互にやってくる。うまく行っていることが当たり前になると、何かトラブったときに対処できなくなる。だから、両方にうまく仕えて行かないと、会社では生き抜いていけない。

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