第1459話「急な熱より先ず」

午後六時の自室。

モチベーションが現れた。

イラストは小説(一般人が想定する文学の一形態を指す言葉。人物や事件、人間社会を描き、話の筋を持った文体の作品)よりも一般的にずっと難しいとは言い切れないが、昔から文章に接する機会の多かった男にとっては間違いなく難しいものだった。だが、毎週定期開催されているお絵かきチャットで自作品をテーマにしてもらっているというのに眺めているだけというのも割と寂しく、どうせなら短期間でしっかり集中して技術向上に取り組み圧倒的成長をもって参加しようと決めたのが数日前、参考資料も揃ったのでイラストの練習を始めようかというところだった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で日課を思い出させた。

小説「いきなりレールガン女子高生」が更新された。

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