第1124話「やっぱり多少は恥ずかしがらないとさ」
午後十時の家。
下着姿でほっつき歩くお嬢様風日傘仕込み銃女子大生が現れた。
ブランダーバス女子高生は帰ってきている姉(一般人が想定するお嬢様風日傘仕込み銃女子大生を指す言葉。血液の経口摂取により正気を安定的に維持できると証明されたため、帰省が許可された)よりもずっと生活力が高いので、風呂から上がるときは必ず浴槽を洗うようにしているが、どれだけお嬢様風日傘仕込み銃女子大生に言い聞かせても言うことを聞かないどころか浴槽を赤ワインだか血だか分からない飲み物で汚す上に下着を身につけただけで家中を歩き回る。あまつさえそんなふしだらな恰好のまま豊満な胸にスマートフォンを挟んで友人と通話したりするので、妹としてはたまったものではない。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でブラジャーを破損させた。
お嬢様風日傘仕込み銃女子大生は乳がまろび出ても気にしない様子だったため、ちょっとテンションが下がったレールガン女子高生であった。
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