第1059話「灼熱ビーチサイドバニーガールPt.2」

午後零時の海の家。

Beatmania IIDXをプレイするバニーガールが現れた。

バニーガールは海岸(一般人が想定するビーチサイドを指す言葉。灼熱の太陽に照らされて、バニーガールはサンバのリズムでスクラッチを刻む)よりもずっと騒がしい環境が好きなので、最近設置された音楽ゲームにドハマりしていた。プレイしているのは灼熱Beach Side Bunnyだ。かまぼこ工場とも呼ばれる圧倒的なスクラッチ数を誇る皿曲で、曲名にバニーと入っているものの特段バニーガールとは関係がない。しかし関係があるからプレイしているのではない、彼女は夏とリゾートを思わせる軽快なこの楽曲が、スクラッチをきめる快感が好きだった。

そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃を使わず余裕の表情で鳥Aを叩き出した。

まだまだ上がいることを学び、バニーガールは修練の日々を重ねる。

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