第1008話「二〇二〇年最初の更新」
午前一時の新年。
日付が変わった瞬間からガチャを回す作家が現れた。
作家は運(一般人が想定する運命、運気、そういった目に見えない宿命を指す言葉。日や時間によって変化する)よりもずっと金の力を信じていたが、新年から大量に金をぶっこむのはなんか精神的によろしくなかったので手持ちの残弾を使い切った途端にやる気が失せていた。もう今年の運勢は最悪だ、大凶に違いないと諦め、残っていたチケットを使って適当に消化試合を片付けていた。そこで画面が光り輝く、虹色の輪は最高レア度確定演出だ。作家は喜び跳ねる。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で召喚画面に介入し出現した。
本年もいレ生をよろしくお願いします。
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